
2026.04.20
お施主様の声
ひだまりのような温かな暮らし|お施主様の声

母屋を建て替えることになり、Tさんご夫妻の家づくりが始まりました。
きっかけは、ずっと気になっていたペレットストーブ。
『木ごころ』のモデルハウスを訪れ、火のある暮らしにふれたあの日。
やわらかな暖かさと、どこか懐かしい空気に、心がほどけたといいます。

一緒に暮らすのは、保護犬のあんずちゃん。
すべりにくく、足にやさしい床にしてあげたい。
日々の何気ない動きも、安心して過ごせるように。
そんな想いから選んだのは、浮造り仕上げのスギの無垢床でした。

素足で歩くと、さらりとした木の感触。
ストーブのぬくもりがじんわりと広がって、家のどこにいても、ほんのりあたたかい。
「寒い日以外はスリッパを履かなくなりました」とご主人。
リビングに広がるのは、アカマツの板張り天井と、やさしい質感のシラスの壁。
自然素材に包まれた空間は、時間の流れまでゆるやかにしてくれるようです。
勾配天井を見上げれば、木の表情がゆったりと続いていきます。
「寝転んだときに、木の天井が見えたらいいな」
そんなご主人のひとことから生まれた景色は、日常の中の小さな楽しみになりました。

南からの光も、この家の大切な要素。
窓の高さは、あえて少し低めに。
手を伸ばせば外の気配にふれられる、ちょうどいい距離感。
光がやわらかく入り、時間によって移ろう陰影が、暮らしに表情をつくります。

外に出ると、軒天井にも木のぬくもり。
天竜杉を使ったその佇まいは、外観の印象をやさしく整え、帰ってくるたびにほっとする風景に。
細かな部分にも、ご夫妻のこだわりが静かに息づいています。
築60年を超える母屋は、冬の寒さや地震への不安がありました。
「こんなにあたたかい暮らしがあるなんて」
いまはそう感じながら、季節を過ごしています。

もともと、特別に“木の家”にこだわっていたわけではなかったというおふたり。
それでも、『木ごころ』での家づくりを通して、自然素材の心地よさや、暮らしに寄り添う設計の大切さを感じていきました。
「何でも相談できて、すぐに応えてくれる安心感がありました」
その積み重ねが、納得のいく住まいにつながっていったといいます。
ペレットストーブの火のぬくもり。
気持ちよさそうに過ごすあんずちゃんの姿。
光が差し込んで、家の中にひだまりができる。
そんな何気ない時間が、いちばんの贅沢だと感じられる暮らしです。




