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2023/10/13

無垢床を桐にするメリットは?デメリットもあわせて解説

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高級木材といえば桐、その名前を聞いたことがない方はいないでしょう。桐はその軽さ、美しさ、滑らかさだけではなく、調湿効果や癒し効果、防虫効果など多くの効能を持つことでも有名です。

桐は建築用の木材としてはもちろん、たんすなどの家具から楽器にまで使われています。中でも楽器の琴に使われる桐は会津桐といって、最高品質の琴が作られます。


そんな高級木材である桐を、贅沢に使った家づくりをしたいと考えたことがある方は多いのではないでしょうか。今回はその桐を無垢床に使用した場合のメリットだけではなく、デメリットについても解説いたします。長く時間を過ごす心地よい家づくりの手助けになれば幸いです。

1.桐材の魅力とは

桐材の魅力はまず、その美しさにあります。白く滑らかな手触りは、見ても触れても癒されることでしょう。

また桐材自体の調湿効果や、桐に多く含まれるタンニンによる防虫効果を目当てに、古くから家具として使われてきました。大切な着物をしまうために、桐のたんすが実家にあったという方もいるでしょう。

桐箱に骨とう品や高価な時計などをしまうこともあります。桐箱は軽く美しいうえに、中のものを守れるためです。さらに桐は、その硬度の高さから楽器である琴の材料にも使われています。多くの魅力を持つのが桐材の特徴です。

2.無垢床を桐にするメリット

無垢床とは、一本の木を切り出した板を並べた床のことです。桐の無垢床にすると、その美しい風合いを床一面で楽しむことができると見込まれます。また、触れたときの感触は、一般的な合板床と比べて大きく違います。桐の無垢床に触れたときと、合板の床に触れたときとでは、素足で感じる温度が無垢床なら冬でもひんやりとせずに温かみがあることに驚くでしょう。


調湿効果が高いこともメリットとしてあげられます。夏場は湿度を吸収し、床がべたべたしにくいです。逆に冬場はため込んだ湿度を放出するため、家の中の環境を住みやすく整えてくれます。湿度が調整された結果、不快な静電気も起こりにくいです。
桐は柔らかいことも特徴のひとつです。このため、桐の無垢床は赤ちゃんがいる家や、高齢の方がいる家の床材としても注目が集まっています。
無垢床は年月を経ることで色味が変わってきます。特に桐はタンニンを多く含むため、時間と共に色の深みが増すでしょう。変わってしまった色味も、付いてしまった傷も、その家と共に歩んできた歴史だと思うと愛着がわくに違いありません。

3.無垢床を桐にするデメリット

桐の無垢床のデメリットといえば、傷がつきやすいことです。柔らかく、感触がよいこととは、裏を返せば傷がつきやすいことだからです。桐の無垢床にする場合は、引っ越しをするときから含めて、大きな傷がつかないように気を遣って生活する必要があります。ほかにも、合板に比べて価格が高いことや、水に弱いこと、オイル塗装などのこまめなメンテナンスが大変であることがデメリットと考える方もいるでしょう。
桐は吸湿性が高いことで、調湿効果を発揮する一方、その分木自体が膨張したり縮んだりもいたします。季節によっては、すきまや反り返りができることを考慮する必要があります。


もうひとつ、気にしなくてはならないのは、防音・遮音性能が桐の無垢材にはないことです。このため、マンションなど遮音規制がある建築物に桐の無垢床を設置したい場合は、無垢床の下に遮音マットを敷く必要があることを忘れてはいけません。

4.桐材を使うなら寝室がおすすめ

傷がつきやすい桐の無垢床ですが、風合いのよさや触れたときの感触の心地よさから、家の床材に桐を使いたいという方は多くいらっしゃいます。そこでおすすめなのは、寝室へのご利用です。寝室ではそれほど時間を過ごさないからもったいないのでは、とお考えの方もいるでしょう。実は日本人の1日の平均睡眠時間は7時間代であるため、1日の約1/3は寝室で過ごしているのです。これが、人生の1/3は寝室で過ごすといわれるゆえんです。


桐材を使用すると、その調湿効果や癒し効果は、部屋の空気環境をよくするのに役立ちます。一方、傷がつきやすい点に関しては、浮造り(うづくり)の無垢床を使用することがよいでしょう。浮造りとは、木の表面をこすり、木目が浮き上がったような状態にする加工方法です。

浮造りの桐の無垢床にすることで、傷が目立ちにくくなり、無垢床のメリットはそのままに、デメリットは小さくなるでしょう。これらの点から、長い時間を過ごす寝室の環境にこだわりたい方に、桐材はうってつけの素材ではないでしょうか。

5.まとめ

今回は桐の無垢床を住まいに使いたい方向けに、桐材のメリットとデメリットを解説いたしました。風合い、感触、調湿効果、防虫効果など多くの魅力がある桐の無垢床には傷がつきやすいことと、お手入れが大変なことがデメリットとしてございました。

しかし浮造りの桐材を寝室に使用することで、このデメリットを小さくすることが見込まれます。桐を住まいに取り入れ、快適に過ごしたいとお考えの方は、ぜひ桐の無垢床をご検討してみてはいかがでしょうか。

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